脂肪燃焼運動 バレーボールのルール用語について解説しています

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バレーボール   ルール用語解説

基本的なルール

6人制バレーボールは、ネットで分けられたコートにそれぞれ1チーム6人ずつ入り、ネット越しに両チームがボールを打ち合うスポーツです。
ゲーム(プレー)はサーブで開始され、ボールが地面につくまでに全身のどこかを使い(基本的には手)、ボールを相手コートにネット越しにボールを返さなければなりません。
サーブを打てる権利をサーブ権と言い、ゲーム開始のサーブはゲームを始める前にジャンケンかコインなどで決めます。
その後は、ポイントを得た方のチームがサーブを行います。

サーブを失敗すれば相手チームにポイントが入り、相手チームにサーブ権も移動します。
また、何れかのチームがボールを受け損なった場合や、3回以内の打数で返球できなかった場合は、相手チームにポイントが加算されます。
こうして両チームでポイントを奪い合い、先に25ポイントを先取した方が1セットを獲得します。
通常の試合は5セットマッチで行われ、3セットを先取した方が勝ちとなります。(一部の大会は3セットマッチ)
なお、第5セットのみ、セット獲得に必要なポイントが25ポイントでなく15ポイントとなっています。

※第4セットまでは24-24になればデュース、第5セットは14-14となればデュースとなり、何れの場合も2ポイント連取した方がセットを獲得します。




ラリーポイント制

サーブで始まり、ボールの打ち合いが行なわれ、何れかのチームの攻撃が決まったり、ミスや反則などで打ち合いが終わります。
この、サーブから何れかのチームが1ポイントを獲得するまでの流れを1つのラリーと言います。
打ち合いが終わった時、攻撃を決めた方、もしくはミスや反則をしなかった方がそのラリーの勝者となり、1ポイントを獲得します。
ラリーの勝者がサーブ権を持っていなければ、サーブ権も一緒に獲得します。
サーブ権を持っていた場合は、前回サーブを打った人と同じ人がサーブを続けます。
このように、サーブ権の有無に関わらずポイントが加算される制度の事をラリーポイント制と言います。
このラリーポイント制という制度は近年採用されたもので、1999年にこの制度にルールが改正されるまでは、サイドアウト制で行なわれていました。
サイドアウト制とは、サーブ権を持っている時のラリーに勝った場合のみ、ポイントが加算される制度です。
この制度では各セット15ポイント制の5セットマッチでした。




基本のプレー


ポジション

ボールを相手コートに打ち返すために、様々なボールの繋ぎ方があります。
ボールの繋ぎ方には、 相手コートからから打ちこまれたボールを拾う=【レシーブ】


味方プレーヤーに攻撃してもらうためにボールを上げる=【トス】

トスされたボールを相手コートに打ち込む=【アタック】
大きくこの3種類に分けられます。これらを含めたバレーボールでの基本となるプレーを以下に記します。

【レシーブ】または【アンダーハンドパス】
両手を真っ直ぐ伸ばし、片手でもう一方の片手をつつみこむように握り、手首のあたりでボールをはじくようにして上げるプレーを言います。
相手から打ち込まれたボールなど、腰の位置より低いボールを「拾う」時に使います。

【トス】または【オーバーハンドパス】
おでこの上あたりで両手でボールをキャッチするようなつもりで構え、タイミングよくはじくプレーを言います。
方向やスピードの調整がしやすいので、アタックの前によく使われます。
レシーブ・トス、ともに、足を肩はば程度に開き、両足を少し前後にずらし、膝を曲げて少し腰を下げて構えます。
レシーブは若干前かがみの姿勢で、ボールを運ぶような気持ちではじくのが理想です。

【アタック】または【スパイク】
トスなどで上げられたボールに合わせ、ジャンプしてボールを打つ攻撃プレーのことを言います。
相手コートに叩きつけるように打つのが基本ですが、巧いプレーヤーの場合には、わざとブロックに当てる(ブロックに当ててコート外にボールを弾き出したりする)こともあります。

【ブロック】
相手プレーヤーのアタックに合わせて両腕を伸ばしジャンプし、壁のようになってアタックが自コートに打ち込まれないように防ぐプレーを言います。

【サーブ】または【サービス】
ゲームやラリーの最初にサービスゾーン内から相手コートに打ち込むプレーを言います。
サーブは必ずボールを手から離した状態で打たなければいけません。
打ったボールがネットに触れたとしても、相手コートに入れば成功と見なされます。